pattern = 2
(入隅)の処理が抜けているため、これを追加していきます。前回の3Dスクリプト
unid = 3000 if pattern = 1 then gosub "端部" endif if pattern = 3 then gosub "その他" endif end
追加の3Dスクリプト
unid = 3000 if pattern = 1 then gosub "端部" endif if pattern = 2 then gosub "入隅" endif if pattern = 3 then gosub "その他" endif end
"入隅"ラベルの作成
入隅ラベルの内容は、以下のように作成しました。基本的には、これまでに作成した部材を再利用しています。唯一の変更点として、新たに
flip
というブール値のパラメータを作成し、画像のように入隅の向きを反転できるようにしました。入隅GDL 左右反転 |
3Dスクリプト
"入隅": !支柱 material pillar_mat gosub "支柱" add 0, B, 0 gosub "支柱" del 1 add A, 0, 0 gosub "支柱" add 0, B, 0 gosub "支柱" del 2 !布材 material ledger_mat add 0, 0, 1.865 rotz 90 gosub "梁間方向布材" del 2 addx A rotz 90 add 0, 0, 0.44 gosub "梁間方向布材" add 0, 0, 0.475 gosub "梁間方向布材" add 0, 0, 0.95 gosub "梁間方向布材" del 5 !布板 gosub "アンチ" !ブレース if flip then add 0, B, 0 else add 0, 0, 0 endif addz -0.035 gosub "ブレース" del 2 !桁行方向布材 if flip then add 0, 0, 1.865 else add 0, B, 1.865 endif gosub "桁行方向布材" del 1 return
flipパラメータの制御
今回新たに作成した
flip
パラメータは、pattern = 2
(入隅)のときのみ必要となるため、不要な場合には非表示にしたいと考えています。画像のように、設定画面で形状パターンを「入隅」に変更したときのみ、入隅反転パラメータが表示されるようにします。これを実現するためには、hideparameter
コマンドを使用します。パラメータスクリプト
if not(pattern = 2) then hideparameter "flip" endif
上記のようにパラメータスクリプト内に記述することで、パラメータの表示・非表示を制御することが可能になります。使用しないパラメータがUI上に表示されていると煩わしく感じることがあるため、この
hideparameter
コマンドは非常に便利です。これと同じ要領で、階段表示パラメータも不要な場合は非表示にしておくと良いでしょう。
なお、今回作成した入隅GDLを配置してみると以下の画像のようになります。
入隅の配置 |
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