前回は次世代足場の布材について作成しましたが、今回は布板(アンチ)を作成したいと思います。幅490mmと240mmのアンチを、梁間方向のサイズ(支柱の間隔)に合わせて配置されるようなものを考えます。
布板完成イメージ |
!---------------------------------- !アンチ !---------------------------------- anti_W490 = 490/t !アンチ幅490 anti_W240 = 240/t !アンチ幅240 anti_D = 70/t !支柱芯からの距離 anti_H = 50/t !アンチ板厚み
マスタースクリプト
!---------------------------------- !アンチ !---------------------------------- "アンチ": add 0, 0, 1.865 if B > 1.2 then addy 0.362 gosub "490アンチ" del 1 addy 0.857 gosub "490アンチ" del 1 endif if B < 1.2 & B > 0.9 then addy 0.580 gosub "490アンチ" del 1 addy 0.210 gosub "240アンチ" del 1 endif if B < 0.9 then addy 0.305 gosub "490アンチ" del 1 endif hotspot A, 0, 0 hotspot A, B, 0 hotline A, 0, 0, A, B, 0, unid :unid=unid+1 del 1 return "490アンチ": addz -anti_H/3 prism 4, anti_H, anti_D, anti_W490/2, anti_D, -anti_W490/2, A - anti_D, -anti_W490/2, A - anti_D, anti_W490/2 del 1 gosub "アンチ爪490" add A, -0.008, 0 mulx -1 gosub "アンチ爪490" del 2 return "240アンチ": addz -anti_H/3 prism 4, anti_H, anti_D, anti_W240/2, anti_D, -anti_W240/2, A - anti_D, -anti_W240/2, A - anti_D, anti_W240/2 del 1 gosub "アンチ爪240" add A, -0.008, 0 mulx -1 gosub "アンチ爪240" del 2 return "アンチ爪": prism_ 9, 0.008, anti_D, anti_H*2/3, 15, anti_D, -0.012, 15, ledger_R + 0.002, -0.012, 15, ledger_R + 0.002, 0, 15, 0,0,915, ledger_R + 0.002, 180, 4015, -ledger_R - 0.002, -0.012, 15, -0.035, -0.012, 1015, -0.035, anti_H*2/3, 15 return "アンチ爪490": addy -anti_W490/2+0.016 rotx 90 gosub "アンチ爪" del 2 addy anti_W490/2 rotx 90 gosub "アンチ爪" del 2 return "アンチ爪240": addy -anti_W240/2+0.016 rotx 90 gosub "アンチ爪" del 2 addy anti_W240/2 rotx 90 gosub "アンチ爪" del 2 return
3Dスクリプト
場合分け
今回は、3Dスクリプトで490サイズの布板と240サイズの布板を、それぞれ別のラベル内で記述しています。さらに、「アンチ爪」というラベルでつかみ金具を表現し、各サイズで呼び出しています。また、「アンチ」ラベルでは、梁間方向の寸法(パラメータ "B")に基づいてアンチサイズの条件分岐を行っています。
- 梁間方向寸法が1219の場合:490mmのアンチを2枚
- 梁間方向寸法が914の場合:490mmのアンチを1枚、240mmのアンチを1枚
- 梁間方向寸法が610の場合:490mmのアンチを1枚
といった具合です。
prismコマンド
prism
コマンドは、2Dの多角形の形状を押し出して3Dのプリズム(柱体)を作成するためのコマンドです。このコマンドは、壁や柱などの複雑な形状の3Dモデルを作成する際に使用されます。今回は、つかみ金具の部分と布板の板の部分にこのコマンドを使ってみました。gosub "アンチ"
unid = 3000 material pillar_mat gosub "支柱" add 0, B, 0 gosub "支柱" del 1 material ledger_mat add 0, 0, 1.865 rotz 90 gosub "梁間方向布材" del 2 material anti_mat gosub "アンチ" end
3Dスクリプト
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