足場計画において、昇降階段の配置は作業効率を左右する重要な要素の一つです。階段の位置次第で作業性が大きく変わることもあります。ただ、実際にモデル化しながら試行錯誤しないと、最適な配置を見つけるのは難しい場合もあります。そこで、GDLに工夫を加え、位置の調整をより簡単にできるよう試みています。まだ完全には仕上がっていませんが、方向性としては悪くないと考えています。
ぜひ、ご意見やご感想をお聞かせください。
調整時の表現・操作性
昇降階段の位置をコントロールする方法について検討しましたが、以下の図のような構成を考えました。階段の調整モードを選択肢として追加し、そのモードを選択すると調整用のホットスポットが表示される仕組みです。ホットスポットを移動させることで、階段の有無や向きをコントロールできるようになっています。また、1800mm(メートル規格)または1829mm(インチ規格)以外のスパン長の部分には昇降階段を設置できないため、該当する場所にはホットスポットが表示されないように設定しています。
モード変更は今後MVOでコントロールできるようにしていきます。
詳しくは、動画をご覧いただければイメージがつかみやすいかと思います。
階段調整モードの実装 |
昇降階段の2D表示
上記の3Dと連動して、2D表現が変更されます。
昇降階段の位置と向きが、一目でわかるようになっています。計画では、昇降階段の向きもとても大事なので、このように表現されると便利です。
断面図表示
もちろん断面図も3Dと連動しています。スパン調整がかなり楽ちんです。
質問等ある場合は気軽にお問い合わせください。
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