ArchiCADで仮設計画〜仮囲いオブジェクト⑤〜

2024年11月13日水曜日

GDL 仮囲い

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前回に引き続き、今回は控えを実装していきます。③の記事でも控えを実装していましたが、仕様を変えていますのでご確認ください。

控えイメージ




スクリプト

今回の実装では、控えの基準点を柔軟に変更できるようにし、さらに控えのピッチ(間隔)をパラメータで調整可能にしました。これにより、条件に応じて控えの配置を自在に変更できるようになります。

下記のスクリプトには、for文が2つありますが、基準点の左右で処理を分けているためです。この書き方は一例なので参考程度にしてください。

イメージを確認したい場合は、片方のfor文の先頭に!(びっくりマーク)をつけてコメントアウトしてみてください。これによって片方の処理だけが実行され、控えが片側にのみ配置された状態を確認できます。


GDLパラメータリスト
パラメータリスト

"控え":
	tankan_l = scope
	tate_pos = -130.3/1000

	add 0, tate_pos - negarami_len - 0.07, 0.15
	roty 90
	gosub "単管"
	del 2

	hotspot 0, 	   tate_pos, panel_h, unid, hikae_pos, 1+128 	:unid=unid+1
	hotspot hikae_pos, tate_pos, panel_h, unid, hikae_pos, 2	:unid=unid+1
	hotspot -1, 	   tate_pos, panel_h, unid, hikae_pos, 3	:unid=unid+1

	addx hikae_pos
	gosub "建地"
	for i=1 to int((scope-hikae_pos)/hikae_pitch)
		addx i*hikae_pitch
		gosub "建地"
		del 1
	next i

	for i=1 to int(hikae_pos/hikae_pitch)
		addx -i*hikae_pitch
		gosub "建地"
		del 1
	next i
	del 1
return

今回は以上になります。

次回はまとめとして、仮囲いGDLのサンプルファイルを無償公開したいと思います。
乞うご期待ください。


仮囲い関連の記事はこちら


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