簡易鉄筋ラベルを作ってみよう〜梁オブジェクトの情報を呼び出してみる⑤〜

2025年3月26日水曜日

arc2 ラベル 鉄筋ラベル

t f B! P L

前回に続き、簡易鉄筋ラベルを作成していきたいと思います。

完成イメージ動画(前回の記事と同じ動画です)

あばら筋の実装

今回のGDLでは、あばら筋は簡易的に表現するだけにとどめたいと思います。あばら筋の位置調整や梁貫通孔補強筋が入ってきた場合の検討などがしたい方は、どうすれば実装できるか考えてみてください。またお問合せなどもご活用頂ければと思います。

簡易的なあばら筋を表現するために以下のようなスクリプトを作成してみました。

2Dスクリプト
!あばら筋
line_type stp_line_type
pen stp_pen
add2 stp_dim, 0
for i=1 to int(length/stp_pitch)+1
	arc2 (i-1)*stp_pitch, width/2 - (left_cover_thickness+stp_dim/2) , stp_dim/2, 0, 180
	arc2 (i-1)*stp_pitch, -width/2 + (right_cover_thickness+stp_dim/2) , stp_dim/2, 180, 360
	line2 (i-1)*stp_pitch - stp_dim/2, width/2 - (left_cover_thickness+stp_dim/2) ,(i-1)*stp_pitch - stp_dim/2, -width/2 + (right_cover_thickness+stp_dim/2)
	line2 (i-1)*stp_pitch + stp_dim/2, width/2 - (left_cover_thickness+stp_dim/2) ,(i-1)*stp_pitch + stp_dim/2, -width/2 + (right_cover_thickness+stp_dim/2)
next i
del 1

上記スクリプトを今まで作成したものに追加すると、以下の画像のような状態になるかと思います。主筋の位置があばら筋の内側にきていることが確認できます。ピッチはパラメータにしていますので、変更も可能です。

スターラップ追加

寸法線の追加

最後に寸法線と空き不足アラート機能を追加してみたいと思います。文字の大きさやフォントを変更可能にし、寸法線の位置もホットスポットでコントロールできるようにしていきます。

少しボリュームがありますが、以下のようなスクリプトを作成しました。空き寸法のアラートはペンの色を変更する処理を加えるとこで表現しています。

2Dスクリプト
!ラベル
DEFINE STYLE "textstyle" fontType, textSize, 5, 0
SET STYLE "textstyle"
pen label_pen
!かぶり寸法
line2 label_pos, -width/2, label_pos, width/2
circle2 label_pos, -width/2, 0.002
circle2 label_pos, width/2, 0.002
circle2 label_pos, width/2 - left_cover_thickness, 0.002
circle2 label_pos, -width/2 + right_cover_thickness, 0.002

!あき寸法
line2 label_pos - 0.1, -width/2, label_pos -0.1, width/2

add2 label_pos - 0.1, width/2 - (left_cover_thickness+stp_dim+top_reinforcement_dim/2)
for i=1 to top_reinforcement_num_1
	pen label_pen
	add2 0, -top_reinforcement_pos_s1[i]
	add2 0, top_reinforcement_dim/2	    :circle2 0, 0, 0.002	:del 1
	add2 0, -top_reinforcement_dim/2    :circle2 0, 0, 0.002	:del 1

	add2 -0.025, 0	:rot2 90	:text2 0, 0, str(top_reinforcement_dim*1000,2,0)	:del 2
	if top_reinforcement_num_1>i then
		aki=top_reinforcement_pos_s1[i+1]-top_reinforcement_pos_s1[i]-top_reinforcement_dim
		if aki > spacing_limit then
			pen label_pen
		else
			pen spacing_alert
		endif
		aki_pos=(top_reinforcement_pos_s1[i+1]-top_reinforcement_pos_s1[i])/2
		add2 0.025, -aki_pos-0.005	:rot2 90
		text2 0, 0, str(aki*1000, 3, 0)	:del 2
	endif
	del 1
next i
del 1

pen label_pen
circle2 label_pos- 0.1, width/2 - left_cover_thickness, 0.002
circle2 label_pos- 0.1, -width/2 + right_cover_thickness, 0.002
circle2 label_pos- 0.1, -width/2, 0.002
circle2 label_pos- 0.1, width/2, 0.002

rot2 90
text2 width/2+0.03, -label_pos+0.02, str(left_cover_thickness*1000, 3,0)
text2 -width/2-0.04, -label_pos+0.02, str(right_cover_thickness*1000, 3,0)
text2 0, -label_pos+0.02, str((width-(right_cover_thickness+left_cover_thickness))*1000, 3,0)
del 1

hotspot2 0		, 0, unid, label_pos,1+128	:unid=unid+1		
hotspot2 label_pos	, 0, unid, label_pos,2		:unid=unid+1		
hotspot2 -1		, 0, unid, label_pos,3		:unid=unid+1

以上のようなスクリプトを書くことで、動画のような寸法線を作成することができます。
鉄筋検討を行うにはまだまだ必要な機能はあるかと思いますが、GDLは工夫次第でいろんな表現が可能となっています。特に今回はラベルの機能を活かした面白いGDLになったかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

かなり即席で作成しましたので、コードが汚い点に関してはご了承ください💦
今回は以上となります。次回の記事で簡易鉄筋GDLについてまとめを書きたいと思います。


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